1年間ラテン語を学んだことの感想

ラテン語を学んだ感想

お久しぶりです。
本当に久しぶりの投稿となってしまいました。
久しぶりになってしまったのは、ギリシャ語と疎遠になったからではなく、ギリシャ語との格闘に悶々とした苦痛の日々と、それを脱するためにラテン語に手を出してまた疲弊する日々を送っていたためです。。

昨年の4月から今年の3月まで、ラテン語に浮気をし、1年間カルチャーセンターの講義に食らいついてきました。
ラテン語に浮気をした理由は主に以下の3つです。

・ギリシャ語と並ぶ西洋古典語であるラテン語を学んでいないのは、ギリシャ語を学ぶ者として恥ずかしいと思ったこと
・ゲルマン語の一つである英語は普通に学んでおり、ギリシャ語もある程度学んだのであるから、ラテン語も学ぶことでインド・ヨーロッパ語族全体をさらに深く理解できるのではないかと思ったこと
・ギリシャ語講読クラスのレベルが高すぎるので(先生曰く、大学院の授業よりもハイレベルとのこと)、1年間は自分のペースでギリシャ語を独習して基礎力をアップしようと思ったこと

さて、以上の理由でギリシャ語講座を中断し(もっとも独習は続けました。)、ラテン語を1年間学んだのですが、そこで思ったことは以下の通りです。
・他言語としては驚くほど活用の仕方が似ていて、文法ルールも酷似しており、ラテン語を学んでいるはずがギリシャ語の基礎的な部分の復習になる
・新しく言語を本格的に学ぶには、やはり並大抵のエネルギーでは足りない
・ここ数年間学んできたギリシャ語への愛が一層深まった!

古典語を学ぶことの楽しさは、今となっては使われていない言語で書かれた文献を読む際に感じられるインディージョーンズ的な喜びと、解読の過程で次々とパズルの穴が埋まっていく際のため息の出るほどの達成感だろうと思います。ですので、自分の結論としては、ラテン語とギリシャ語両方やらねばならない理由はなく、自分がより喜びを感じられる方をもっと深く追求していくことで十分ではないかということでした。

そういうわけで、ギリシャ語への愛を再確認できた現在、再びギリシャ語の講読クラスに参加しました。
メンバーに若干変動がありましたが、久しぶりの再会も果たせました。

ラテン語を学習していたこの1年間も、平行してギリシャ語の独習を行なっていたのですが、思いの外その成果があったようで、2年前よりもはるかにギリシャ語が読みやすくなっていることに気づきました。
自分はこの数年、ギリシャ語の「中級の下の峠」をどうやって抜け出せるのだろうかと悩んでいたのですが、この1年間の独習によって、それを抜け出しつつあるように感じられました(もう抜け出せたのかな?)。

次回の記事では「中級の下の峠」の抜け出し方を、具体的な教材名を挙げながら提案してみたいと思います!

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